こんにちは
もりです(twitter@morimitsuy9101,instagram@morimitsu_y)
本日は読んだ書籍シリーズになります。
ゼロ秒思考 頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング 赤羽 雄二 著 ダイヤモンド社
こちらの著者は赤羽雄二さんという方で、
マッキンゼーにて14年間勤め、2000年からはブレークスルーパートナーズという会社にてベンチャー企業の共同操業や経営支援に取り組んできたり、
ビジネスプランコンテストや大学でのベンチャー関連の講義で学生の相談に乗ったりと幅広くご活躍されている方です。
はじめに
こちらの書籍は、考える力を鍛えられ、ゼロ秒思考というものを身に付けられるヒントやそれらを身に着ける具体的なトレーニングの内容が書かれている本となります。
それでは本書の内容に入っていきます。
思考と言葉
思考と言葉の関係は、強く共通しているものであるということ
- 思考は言葉によってなされる
- 感情も言葉にできる
上記を前提として、頭に浮かぶイメージや感覚をまず言葉にしてみる
頭の中というものはもやもやとしていて、様々な言葉が浮かぶが、頭の中で考えているだけでは、浮かんでは消え、いつまでもふわふわとしたもので終わってしまうということ
そちらを紙に書き出していくと思考が整理されるというものだ
沈黙思考と話すだけ
ちんし-もっこう【沈思黙考】
黙ってじっくりと深く物事を考え込むこと。▽「沈思」は深く考える意。「黙考」は黙って考える意。
goo辞書 より引用
黙ってじっくりと考えることを巡らせるだけで思考が進むことはない
多くの場合は考えるだけの場合、時間の浪費になってしまう
それは、考えるだけでは、アイデアが浮かんでは消え浮かんでは消えという繰り返しとなってしまい、ほとんど形になっていかないのだ
一方で、何か思いついたらすぐに他人に話す人がいる
これは、話しながら新しいことを思いつくことも多いため、良い方法ではあるものの、
アイデアを話して反応がわかったら話し続けるのはよくない
いったん落ち着き、モードを切り替えて、
そこまでに話した考えを書き出し・書き留め、仮説をさらに深めていく方が早く結果がでるというものだ
書くことで頭が整理され、その上で話してみるということが結果に繋がるという
時間をかければかけるほど考えが深まるとは限らない
企業でもあると思いますが、会議の議題について、午後いっぱいかける、朝まで議論をするなど、議論を尽くすという考え方はよろしくないという
これは仕事をした気にはなるものの、結果には結びつかず、時間をかけたからといって
必要な意思決定ができるかというと必ずしもそうではないというものだ。
できる人、優れた経営者は即断即決
ゆっくり考える人が多いが、ごく一部の優れた人は高速で大きな成果をだす。
その違いはなにか?
- 訓練の欠如
優れた経営者や優れたリーダーは普段からその問題について考え続けているからで、
必要な情報収集も怠らないという
常に情報に対し感度が高く、アンテナが立っている。
どんなことに対しても「これはこうかな」という仮説だてを常にしており、仮説だてをした後に検証をする。検証が違っていれば修正をする。
この流れ場滅法早く、迷わないという
ゼロ秒思考
本書の最大のテーマである、ゼロ秒思考
これは、もやもやした気持ちをその場で言葉にし、考えを深められるようになると考えが進むだけではなく、スピードアップしていく
3ー4日かかっていたものが数時間と生産性は数倍〜数十倍になるという
課題が整理され、問題点の本質が見え、本質的な解決策、メリットデメリットがすぐわかるようになるという
そうした思考の質とスピード双方の到達点がゼロ秒思考なのだという
いま目の前で何が起きているのか、どういう現象なのか、一瞬のうちに判断し判断したら次の瞬間に進むべき道を複数考え、長所短所の比較をして即座に方針を決定することができるようになるという
そもそもが、人類は太古の昔より、敵・脅威に晒された時、
迷っている時間はなく、瞬時に決めてきたのだ
それほど人間はもともと誰でももっている高い能力なのだという
実務、メモの方法
ゼロ秒思考を身に着ける最短・最良の方法がメモ書きだという
方法は、A4用紙を横置きにし、1件・1タイトルを一ページとし、
1ページに4〜6行、各行20〜30文字、1ページを1分以内
それを毎日10ページ書くという方法だ。
メモ書きは3週間から1ヶ月続けると頭にどんどん言葉が浮かぶようになるという
メモに書くよりも早く言葉が湧いてくるという
アイデアが続々と出てくるようになるという
さらに数ヶ月続けると瞬間的に全体像が見えるようになり、
ゼロ秒思考に近づいていくという。
とにかく思いついたこと、気になったこと、疑問点、次にやるべきこと、自分の課題、頭に浮かんだことをなんでも書く
思いついたそのままフレーズに書き留める
メモに最適なペンの紹介(本書より)
本書にはメモ書きに最適なペンとして記述がある
PILOTのVcorn直液式水性ボールペンです。
これは私も本書を読んで使っていますが、さらさらとかけます。
力もいらないので、すぐかけます。
PILOT VCORN ボールペン
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おわりに
内容をつらつらと書いてしまっただけとなりますが、
私もいち会社員として仕事をするなかで、メモ書きを実行しています。
特に効果を感じる点としては、PDCAサイクルを回す際の問題点やそれに対する改善策などの立案スピードがかなり早くなったように感じます。
実際にまだ初めてから2週間も立っていませんが、確実に思考スピードが早くなった気がします。
また頭の中が整理された気がします。
そのほか、様々な内容が記述されています。
ぜひ具体的な方法など知りたい方は本書を手にとって見てみてほしいです。
以上、ここまでお読みいただきありがとうございました!
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