学び効率が最大化するインプット大全を読みました

みなさんどうももりと申します

本日こちらのブログ開設をして3日ほどたちます。

かなり苦戦してまだこの段階といったところでございます。今こちらの記事をご覧いただいている方、誠に感謝でございます。

ブログ編成も途中のまま、そう入っても記事は書いていこうという姿勢の元、ページは途中ではありますが、記事を書いていきたいと思います。

本題ですが、本日精神科医であり作家として活動されていらっしゃる

樺沢紫苑さんの「学び効率が最大化するインプット大全」という本を読みました。

先日アウトプット大全という同じ著者の本も読みました。こちらのインプット大全、大変興味深いものでした。

インプットについて、スマホやパソコンを使いネットから情報を得ているなかで記憶に残っているのはわずか3%という驚きの情報吸収率だと著者は言います。インプットは、脳の中に情報が入って(INする)、情報が置かれる(PUTする)、記憶として定着して初めて「インプット」といえるのだということです。

そのためにはアウトプットを前提としたインプットを行っていくという内容の本になります。

私自身もかなり本をしっかりと読むようにしていますが、実際にその時にはなるほど!と思ったとしても、時間がたつに連れて記憶は薄れてしまっており、読んだ本の内容を聞かれてもピンとくる説明ができないという状況はかなりあると実感しています。

そんな情報がかなり飽和している現代で、どう知識として身につけるのかと言う点を私は課題と感じています。その課題をまさに解決してくれるような内容が記載されています。

この本から、3つ気付きを得ました

まず一つ目、記載しましたが、

「アウトプット前提のインプット」を行うということ

著者は2週間で3回以上アウトプットすると記憶に定着すると言うことでこれは脳の基本的な仕組みであるようです

本の中を抜粋しますが、

ロンドン大学の興味深い研究があります。あるものを暗記してもらう実験で、最初のグループには、「これが終わった後にテストをしますので、暗記してください」と言います。もう一つのグループには、「これが終わった後に他の人に教えてもらいますので、ちゃんと記憶しておいてください」と言います。

同じ時間をかけて暗記してもらった結果、両方のグループに同じテストをしました。その結果、「教えてもらいます」と伝えたグループのほうが高い得点を取ったのです。

なぜ、「アウトプット前提」にすると記憶に残りやすくなるのか?それは、心理的プレッシャーがかかり緊張状態に陥ると脳内物質ノルアドレナリンが分泌され、ノルアドレナリンが分泌されると集中力が高まり、記憶力、思考力、判断力が高まります。

アプトプット前提にインプットする。ただそれだけで圧倒的に記憶に残りやすくなります。

とのこと。

確かに、人に教えることを前提に勉強するだけで、教えなければ!というプレッシャーがかかりますよね。そして人に教えるには自分が理解をしていないと噛み砕いて説明もできないですものね。

こちらはなるほど!となりました。

2つ目ですが、

「科学的に記憶に残る本の読み方」という章にある、

「感想を前提に(本を)読む」〜「他人に説明できるレベル」で読む

こちらは、本を読んだ後に感想を書くことで、深く読めるようになる「深読」のトレーニングになるといいます。また読書感想を書くことを前提にするだけで本から多くの情報を取れるようになるとのこと

「感想を書く時にこの部分を引用しよう!」や「自分の最大の気づきはこの部分だ!」とあとで人に伝えるために情報を集めるために細かい部分まで読み込むようにアンテナがだつのだと著者はいいます。

多くの人は自分が理解できるレベル」で読むことで止まってしまうという。感想を前提に読むことで「他人に説明できるレベル」で読むようになり、出来上がりの感想文をイメージして、「説明する」「教える」ための材料を探します。浅い読みでは「説明する」「教える」ことは不可能なため自然と読み方が深くなるのだと言います。

「読む」(INPUT)と「(感想を)書く」(OUTPUT)は表裏一体で、ただ「読む」だけではすぐ忘れてしまう、読んで書くことで記憶に残ります。

読」んで「書」くから「読書」なのだということです。

3つ目ですが、

インプット力を飛躍させる方法〈応用編〉という章にある

学びを欲張らない 「3つの気付き」を得られれば十分

学びに積極的な人ほど、理解が浅いと著者はいっています。それは脳が一度に記憶して処理できる情報は3つまでという限界があるのだといいます。

脳のキャパシティはものすごく大きいように感じますが、最初に処理できる入り口はものすごく狭く、イメージとしては、トレイが3つほどあってそこに情報を入れ替えながら処理をしているようなものだと言います。

脳の作業スペースを「ワーキングメモリ」というそうですが、その広さはものすごく狭いのだと言います。故に「全てききのがさないぞ!」と意気込むほどに脳の交通渋滞が激しくなり、何も学べない状態に陥るのだと言います。

学びたいことを3つに絞りこむことによって「注意のアンテナ」がたち、集中力も高まり学びの効率が最大化する。これを7つも8つも気づきを得ようと思うと脳がパンクしてしまうのだと言います。

本を読む際も、まず「本を読む目的」を明確にして、

「3つの気付きを得て、最後にアウトプットするぞ」というアウトプット前提で読む。そうすることでものすごく深くよむことができますし、実際には「3つ以上の気付き」を持ち帰れるのだといいます。

学びは欲張らないこと、

「3つの気付き」が得られれば十分。くらいの姿勢でいる方がもっとも学びを最大化できるのだと著者は言います。

今までの私は、お金を出して本を買っているのだから!という気持ちが強く、価格以上のものを得たい一心で隅から隅まで本を読むようにしていましたが、その割には定着があまりしていないなと感じていました。

こちらの著者樺沢さんがおっしゃるように、全てを得ようとするのは、到底不可能な話しであるので、「学びを欲張らない」という節は大変深いなあと感じました。

その上で、より定着をする方法を記載している大変親切な本だなと感じました。

みなさんも、もし気になれば読んでみてはいかがでしょうか?

またこちらの記事を最後まで一読いただき誠にありがとうございます。

拙い文章でありますので、率直な意見や感想、コメントお寄せいただけたら幸いです。

主にはビジネス書についてなど、様々な内容で記事を書いていきたいと考えております。

よろしくお願いいたします。

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